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サニーカミヤ

サニーカミヤ認証済み

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元レスキュー隊員/日本防災教育訓練センター 代表理事

報告

解説●2014年にスタンフォード大学が「カリフォルニア州における将来の山火事リスクのシナリオ:人口動態の変化、土地利用、気候、山火事の関連性」の論文で、統計的山火事モデルを用いて、21,000以上の将来のカリフォルニア州住宅用山火事リスクシナリオを作成しており、特に富裕層が住むエリアの山火事は、どれだけの財産があっても、邸宅を破壊し、全ての思い出を焼き付くし、避難を余儀なくされ、大勢の人々を不健康な空気にさらし、死傷者を出すことが予測されていた。 特にロサンゼルス周辺に吹き降りる風は「サンタアナ・ウィンド」と呼ばれ、高温で乾燥した局地風(30m/sを超える強風で湿度が大きく低下)により、同時多発広域に延焼拡大を引き起こす原因となり、強風で飛び火し、降水量の少ない地域全体が乾燥していて、消火が非常に困難。さらに長期停電断水となり、消火する水が枯渇するため、鎮火までは数ヶ月かかる可能性もある。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 安部かすみ

    ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

    補足パリス・ヒルトンさんは今回のLAの山火事で邸宅を失った著名人の一人です。インスタグラムで長男フェニッ…続きを読む

  • 猿渡由紀

    L.A.在住映画ジャーナリスト

    補足私自身も、ハリウッドヒルズエリアを襲ったSunset Fireから昨夜避難しました。今回の山火事は複…続きを読む

コメンテータープロフィール

サニーカミヤ

元レスキュー隊員/日本防災教育訓練センター 代表理事

防災・危機管理コンサルタント、日本防災教育訓練センターの代表理事 サニー カミヤは、福岡市消防局でレスキュー隊員、救急隊員、消防士として、ニューヨーク州ウェスチェスターで救急隊員として、また、国際消防情報協会企画調査員として、計34カ国、約5000件のさまざまな災害現場(火災、交通事故、水難事故、山岳救助、工場等機械事故救助、特殊施設救助、火山噴火災害など)で消防活動し、人命救助した人数は約1500名以上。台風下の韓国船沈没事故で乗組員4名を救助し、内閣総理大臣表彰も受賞。数々の現場で体験した実際の災害事情や災害地域の特性に応じた経験豊富な内容で防災教育・危機管理講演や防災教育を行っています。

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