補足筆者も原監督の言葉に概ね同意です。 一方で箱根駅伝で活躍した選手たちは実業団チームで〝争奪戦〟になります。昔と違って、実業団の監督は選手に厳しい指導をするのが難しい状況です。 また近年は実業団間の移籍が活発化。実力のある選手は自分でチーム・指導者を選ぶ傾向が強くなっており、これもカリスマ指導者が生まれにくい状況になっていると思います。
コメンテータープロフィール
1977年愛知県生まれ。東京農業大学1年時に出雲駅伝5区、箱根駅伝10区出場。故障で競技の夢をあきらめて、大学卒業後からスポーツライターとして活動。現在は「月刊陸上技」「THE PAGE」「webスポルティーバ」「Number WEB」「PRESIDNT Online」「現代ビジネス」など様々なメディアで執筆している。著書に『ナイキシューズ革命 〝厚底〟が世界にかけた魔法』『箱根駅伝ノート』『新・箱根駅伝 5区短縮で変わる勢力図』『箱根駅伝監督 人とチームを育てるマネジメント』『東京五輪マラソンで日本がメダルを取るために必要なこと』『箱根駅伝 襷をつなぐドラマ』など。
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