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西田亮介

西田亮介

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社会学者/日本大学危機管理学部教授、東京工業大学特任教授

報告

解説「派閥解散」宣言しながら、いつまで経っても解散しないことが報じられているが、「離党」も実は同様。その後の次の選挙で、自民党が別の候補を立てるかどうか、その後、自民党に復党するかどうかで、自民党のある種の本気度を推し量ることができる。2005年の郵政解散のときには小泉総理は刺客を立てて本気をみせたといえる。その後の第1次安倍政権では反対派の復党を認めたことが批判を受けるなど自民党においては「離党」という言葉も実に多義的であり、一筋縄ではいかないことがわかる。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 白鳥浩

    法政大学大学院教授/現代政治分析

    解説「除名」されるよりは、自ら「離党」を選ぶ方が、今後の塩谷氏の政治家としてのキャリアを考えたときによい…続きを読む

コメンテータープロフィール

西田亮介

社会学者/日本大学危機管理学部教授、東京工業大学特任教授

博士(政策・メディア)。専門は社会学。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科助教(有期・研究奨励Ⅱ)、独立行政法人中小企業基盤整備機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学大学院特別招聘准教授、東京工業大学准教授等を経て2024年日本大学に着任。『メディアと自民党』『情報武装する政治』『コロナ危機の社会学』『ネット選挙』『無業社会』(工藤啓氏と共著)など著書多数。省庁、地方自治体、業界団体等で広報関係の有識者会議等を構成。偽情報対策や放送政策も詳しい。10年以上各種コメンテーターを務める。

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