Yahoo!ニュースエキスパートオーサー大津秀一さんのコメント

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認証済み

11/24(日) 18:12

緩和ケア医師

見解梅宮さんの乳がんに関しての発信や記事は見ていてニュートラルなものが多く参考になり、今回の記事も鋭い指摘が複数あります。「価値観の一変」に関してはふだん患者さんからもよく聴くもので実際そうなのだと感じています。人によってはがんの非標準治療に傾倒する場合があります。これは標準治療という呼び名が災いし、他と比較してより良い治療成績を出してきた結果としてなった治療なのに、どうも並水準の治療と名前から感じてしまうのです。そのためもっとお金を払えば良い治療があるのではとしばしば誤解を生み、実際そう行動してしまう方もいます。しかしそれだと往々にして期待する結果をより得にくくなるものなのです。 (非標準の)免疫治療の医師が声をかける様子の描写などは、梅宮さんの立場ならではのものだと思い、特に注目して読みました。まずは有用なサイト「がん情報サービス」等に目を通し、最も効果が期待しうる選択をしたいものです。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

勝俣範之
認証済み
11/25(月) 19:47
医師/日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授
解説梅宮さんは、冷静、的確にコメントをされていて素晴らしいです。きちんと標準治療のことをわかってらっしゃ…続きを読む

コメンテータープロフィール

大津秀一認定済み

緩和ケア医師

エキスパート認定マークについて

岐阜大学医学部卒業。緩和医療専門医。日本初の早期緩和ケア外来専業クリニック院長。早期からの緩和ケア全国相談『どこでも緩和』運営。2003年緩和ケアを開始し、2005年日本最年少の緩和ケア医となる。緩和ケアの普及を目指し2006年から執筆活動開始、著書累計65万部（『死ぬときに後悔すること25』他）。同年笹川医学医療研究財団ホスピス緩和ケアドクター養成コース修了。ホスピス医、在宅医を経て2010年から東邦大学大森病院緩和ケアセンターに所属し緩和ケアセンター長を務め、2018年より現職。内科専門医、老年病専門医、消化器病専門医。YouTubeでも情報発信を行い、正しい医療情報の普及に努めている。