見解政府が、闇バイト対策の閣僚会議決定を行ったことは、非常にタイムリーであり、その迅速な実施が望まれます。 特に、「雇われたふり作戦」(仮想身分捜査)の導入は、画期的な捜査手法を日本警察にもたらすものとして注目に値します。 さらに、今回注目すべきは、「違法な」募集情報の明確化です。従来、ネット上の情報については、情報自体が違法である「違法情報」(規制薬物取引など)と、違法とまではいえないが有害な「有害情報」が区別され、いわゆる「闇バイト」は、「有害情報」のうち、「重要犯罪密接関連情報」とする運用が昨年から行われてきました。しかし、「有害情報」という括りですと、削除を行うSNS事業者が、削除すべきか迷う、削除をためらう、といったことが懸念されていました(情報自体が違法なら、削除判断に迷いはなくなります。)。 政府が、一歩踏み込み、ネット情報の「違法化」を行うことは、高い評価に値します。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1965年生。東京大学法学部卒。1990年警察庁入庁。中央の警察庁勤務のほか、第一線の都道府県警察の勤務経歴も豊富で、福岡県警察及び香川県警察で警察本部長を、大阪府警察では副本部長を勤め、九州管区警察局長を最後に退官、2024年4月から現職。この間、在フランス日本国大使館の警察アタッシェ、内閣官房勤務のほか、慶応義塾大学総合政策学部教授、武蔵野大学法学部客員教授、早稲田大学ロースクール講師、東京都立大学法学部講師としても勤務するなど、アカデミアでの教歴も豊富である。講演、論文等多数。
アクセスランキング
- 1
大悟が唖然 30歳美人芸人が突然爆弾、男性関係「ワンナイトの人は会っても1、2回…」と言い出し騒然 「結構な話しとるぞ」くっきー!も真顔
デイリースポーツ - 2
事務所破産、夫は骨折…苦難続き53歳女優が近影公開「お元気そうで良かった」「富士額が綺麗」
西スポWEB OTTO! - 3
えっ、まさかネタバレw「だれかtoなかい」次回超大物ゲストが中居の後ろに映ってた TVよく見たら 中居ド緊張、岡田准一に構ってる場合でないゲスト
デイリースポーツ - 4
スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
TBS NEWS DIG Powered by JNN - 5
「光る君へ」最後の最後に凄い伏線回収「まさかの!」「見事すぎる」「ここでぶっ込み」「そういう事ね」
デイリースポーツ