Yahoo!ニュース

大元隆志

大元隆志認証済み

認証済み

CISOアドバイザー

報告

解説記事にもありますが、日本の金融機関や交通等、年末年始で利用が増加するサービスを提供している企業へのDDoS攻撃が相次いでいます。 年末年始などは防御側の人員が休暇に入っていることが多く、平日と比べると検出や回復能力が劣ることが容易に想像できる為、攻撃側の活動が活発になります。 また、繁忙期ですからDDoS攻撃を止めて欲しければ身代金を払えという要求にも応じやすくなると攻撃側は考えます。 狙われたサービスの傾向から考えても悪戯目的の攻撃では無く組織的に標的を選定した上で攻撃を仕掛けて来ているように見受けられますので、同種のサービスを提供している同業他社も警戒が必要です。 特に銀行系は消費者側も前もってお金を下ろしておくなど予防対策を心がけましょう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

コメンテータープロフィール

通信事業者用スパムメール対策、VoIP脆弱性診断等の経験を経て、現在は企業セキュリティの現状課題分析から対策ソリューションの検討、セキュリティトレーニング等企業経営におけるセキュリティ業務を幅広く支援。 ITやセキュリティの知識が無い人にセキュリティのリスクを解りやすく伝えます。 受賞歴:アカマイ社 ゼロトラストセキュリティアワード、マカフィー社 CASBパートナーオブ・ザ・イヤー等。所有資格:CISM、CISA、CDPSE、AWS SA Pro、CCSK、個人情報保護監査人、シニアモバイルシステムコンサルタント。書籍:『ビッグデータ・アナリティクス時代の日本企業の挑戦』など著書多数。

大元隆志の最近のコメント