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小木曽健

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国際大学GLOCOM客員研究員/執筆業

報告

補足ネット炎上は良くないこと、避けるべき、と思われがちですが、企業が炎上するケースでは、単に反響・議論を呼んだだけで謝罪は不要、という件も珍しくありません メディアが安易に「炎上!」と報じてしまうのも一因であり、謝罪を急ぐ企業が増え、炎上=謝罪という傾向になってしまったのですが、実際は「謝罪は不要だが説明はした方が良い」という説明タイプの騒動も多く、今件もこれに該当するものでした 企業活動を行えば何かしらの反響(≒炎上)は起こりうるし、それは必ずしも謝罪を要するものではありません。企業の上層部がそれを理解し「もし炎上したらどう対応するか」のイメージを持って施策を打てれば、芯の通った健全な企業活動にもつながります また共感した顧客が「声を出して」応援してあげることも重要です。多くの場合「賛成」や「どっちでもいい」という意見は、ほぼネットには投稿されず、見えないままで終わるからです

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コメンテータープロフィール

小木曽健

国際大学GLOCOM客員研究員/執筆業

講演や書籍、メディア出演などを通じて、炎上の「火消し」から、ネットで絶対に失敗しない方法、フェイクニュースの見破り方まで幅広く発信中。著書は「炎上しても大丈夫! 今日から使える企業のSNS危機管理マニュアル」「11歳からの正しく怖がるインターネット」(晶文社)、「ネットで勝つ情報リテラシー」(筑摩書房)ほか多数。全国の学校・企業・官公庁向けに40万人、2000回以上の講演実績あり

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