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荻島弘一

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サッカーやオリンピックなど取材するスポーツライター

報告

見解初めて五輪日本選手団がパレードをしたのは12年ロンドン大会で閉幕から1週間後、パラと合同だったリオデジャネイロ大会後のパレードはパラ閉幕から3週間後でした。パラ閉幕から3か月近い今回は、さすがに遅いように思います。集まった人の数もロンドンが50万人、リオが80万人の発表。場所や形式が違うので比較できませんが、盛り上がりと言う点で見劣りしたのは確かです。 ロンドンの時は20年東京五輪招致に向けて、開催支持率を上げる重要な目的がありました。リオの時も開催が決まった東京大会へ機運を醸成する狙いが明確でした。だからこそ、相当な準備期間と費用をかけて、大掛かりなパレードをしたのです。 JOCとJPCは当初、今回のパレードなしを決めていました、急な方針変更で、中途半端感が出たのは残念でした。大会は4年後、ロスで行われます。今後パレードをどうするのか、今回の検証を含めて事前の準備が重要になると思います。

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コメンテータープロフィール

荻島弘一

サッカーやオリンピックなど取材するスポーツライター

1960年、東京都生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。整理部を経てスポーツ部に配属され、サッカー、ラグビー、水泳、柔道、レスリングなど幅広く担当。サッカーは日本リーグ時代から、プロ化への激動を取材。95年からデスクとなり、出版社編集長を経て06年に編集委員として現場復帰した。2020年東京五輪・パラリンピックは招致段階から取材、従来の伝統的な五輪競技に加えて、スケートボード、サーフィンなど新しいスポーツも担当した。20年に定年を迎えて同社を退社、現在はフリーとして活動する。

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