補足鈴木選手の金メダルは素晴らしかったですが、それ以上に感動したのは16年ぶりの自己ベスト更新です。進化を止めず、泳法を見なおしながらタイムを縮める。そこに鈴木選手の凄さとパラ水泳の奥深さ、無限の可能性を感じました。 鈴木選手には「手本」がありません。自身の身体特性に合ったベストな泳ぎを独力で突き詰めるしかないのです。特に左右対称な動きが求められる平泳ぎは、四肢の長さが異なる選手にとっては難しいはず。左の手足が右よりも長い鈴木選手が、まっすぐ進むだけでも驚きです。ビデオ分析し、理想の泳ぎを追求し続けてきたからこそのタイムだと思います。息継ぎの回数もリオの時の2ストロークに1回から東京は4ストロークに1回、今回は6ストロークに1回の時もありました。 それぞれが自分の身体特性に合った異なる泳ぎ方で争うパラ水泳。工夫をこらし、個性を生かして勝利を目指す。だからこそ、鈴木選手はすごいと思うのです。
コメンテータープロフィール
1960年、東京都生まれ。大学卒業後、日刊スポーツ新聞社入社。整理部を経てスポーツ部に配属され、サッカー、ラグビー、水泳、柔道、レスリングなど幅広く担当。サッカーは日本リーグ時代から、プロ化への激動を取材。95年からデスクとなり、出版社編集長を経て06年に編集委員として現場復帰した。2020年東京五輪・パラリンピックは招致段階から取材、従来の伝統的な五輪競技に加えて、スケートボード、サーフィンなど新しいスポーツも担当した。20年に定年を迎えて同社を退社、現在はフリーとして活動する。
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