沖縄で米兵による性的暴行事件がまた発覚 専門家「適切な情報共有があれば再発防止策が取られていたはず」【news23】
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補足フラワーデモは2019年3月に4件続いた性犯罪の無罪判決に抗議するために始まり全国へ広がったデモで、4件のうち3件が高裁で逆転有罪となってからも性暴力根絶の願いを持つ人たちが続けています。 沖縄は初開催の2019年8月11日に県庁前に200人以上が集まるなど、もっともフラワーデモが盛り上がった地域のひとつです。この背景には1995年の少女暴行事件の以前から続いてきた女性運動の積み重ねがあります。 沖縄では1995年に強姦救援センターREICO（※）を女性たちが立ち上げていますが、これは性暴力の支援・相談センターとしては東京に続いて2番目と言われます。このような活動は、基地のある沖縄で女性に向けられる構造的暴力に女性たちが抗うために生まれたものです。彼女たちに連帯の気持ちを示したいです。 （※）2023年に活動を終了。県のワンストップ支援センターに業務を引き継ぎ。
コメンテータープロフィール
ライター／主に性暴力の取材・執筆をしているフェミニストです／1980年東京都品川区生まれ／Yahoo!ニュース個人10周年オーサースピリット大賞をいただきました⭐︎ 著書『たまたま生まれてフィメール』（平凡社）、『告発と呼ばれるものの周辺で』（亜紀書房）『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』（タバブックス）／共著『災害と性暴力』（日本看護協会出版会）『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』（合同出版）／2024年5月発売の『エトセトラ VOL.11 特集：ジェンダーと刑法のささやかな七年』（エトセトラブックス）で特集編集を務める
