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補足公判を傍聴しました。 今日驚いたのは、事件当日の12月24日、公園で少女に声をかける前に被告人が「ストロング酎ハイ3本」程度を飲酒していたとわかったことです。そのあとで少女を車に乗せて自宅まで連れて帰っているので飲酒運転です。これは被告も認めています。 検察官は「あなたは12月24日から今まで刑法に反することをしたと思っていないということですか?」と尋ね、被告人が「Yes」と答えてからこの質問をしており、被告が遵法精神に欠けると指摘したかったのではないかという印象を受けました。 また、検察官の質問では、調書作成の時点では、公園にいる時点でわいせつの意図があったと認めていたり、被害者に対して申し訳ないといった謝罪の気持ちを話していたことも明らかになりました。 ただし公判では一貫して起訴事実を否認しています。

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コメンテータープロフィール

ライター/主に性暴力の取材・執筆をしているフェミニストです/1980年東京都品川区生まれ/Yahoo!ニュース個人10周年オーサースピリット大賞をいただきました⭐︎ 著書『たまたま生まれてフィメール』(平凡社)、『告発と呼ばれるものの周辺で』(亜紀書房)『「ほとんどない」ことにされている側から見た社会の話を』(タバブックス)/共著『災害と性暴力』(日本看護協会出版会)『わたしは黙らない 性暴力をなくす30の視点』(合同出版)/2024年5月発売の『エトセトラ VOL.11 特集:ジェンダーと刑法のささやかな七年』(エトセトラブックス)で特集編集を務める

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