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西山隆行

西山隆行

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成蹊大学法学部政治学科教授

報告

ダークサイドという集団は金を稼ぐのが目的で社会問題を発生させるのが目的ではないと主張しているようです。インフラを攻撃した時点で既に社会問題になっている点には自覚的でないのでしょうか。 この団体の政治的意図や国家との関係は不明ですが、このような団体が国家に大規模な影響を行使できるようになっている点は注意が必要です。かつては他国に影響を及ぼそうとしても、スパイを送るなど方法がさほど多くなく、準備も大変でした。しかし、今日ではハードルが相当下がっています。ロシアとどのような協議をするかが伝わってくることはないでしょうが、興味深いです。

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  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    中東でいつも緊張状態にあるイスラエルでは、徴兵の際、理系の最優秀な学生はサイバー防衛を行う8200部…続きを読む

  • 前嶋和弘

    上智大学総合グローバル学部教授

    政治的にはロシアの国家的な関与が実際にはどれほどなのかが今後の焦点かと思います。

コメンテータープロフィール

西山隆行

成蹊大学法学部政治学科教授

専門は比較政治・アメリカ政治。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。主要著書に、『〈犯罪大国アメリカ〉のいま:分断する社会と銃・薬物・移民』(弘文堂、2021年)、『格差と分断のアメリカ』(東京堂出版、2020年)、『アメリカ政治入門』(東京大学出版会、2018年)、『アメリカ政治講義』(ちくま新書、2018年)、『移民大国アメリカ』(ちくま新書、2016年)、『アメリカ型福祉国家と都市政治―ニューヨーク市におけるアーバン・リベラリズムの展開』(東京大学出版会、2008年)などがある。

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