7&iHD社長、グループ売上高30兆円以上へ-30年度へ目標示す
Bloomberg
見解カナダのアリマンタシォン・クシュタールからの買収提案に対する、企業価値を上げるアピールに過ぎないと思われる。 セブン&アイの2030年度にグループの売上高を23年度の2倍近い30兆円以上に伸ばす目標は残念ながら、達成のための施策は有効と思えず、道筋も不透明で、現実的に達成できるとは思えない。
慶應義塾大学卒業後、大手スーパー西友に勤務後、独立し株式会社ラディックを設立、販促、広報、マーケティング業務を手がける。マーケティングコンサルタント業務を手掛ける一方、新聞、ビジネス誌、流通専門誌、ニュースサイトに寄稿・執筆。流通・サービスを中心に、取材、講演活動を続け、テレビ、ラジオのニュースや情報番組に解説者として出演している。著書は、「10年後に食べていくための最強シニアマーケティング」、「九州の流通業界激変図」、「イオンの底力」、「ゆめタウン勝利の方程式」、「ルミネの法則」など。