補足日テレの13日午前の時点の調査では、小林氏が39人、林氏が36人、小泉氏が33人、茂木氏が30人、石破氏が25人、河野氏が25人、高市氏が23人、上川氏が23人、加藤氏が21人。それに対して、テレ朝は、小泉氏が50人超、小林氏が40人超、石破氏と高市氏が30人前後。小泉氏が集めている議員票について、大きな差があります(日テレ33人、テレ朝50人超)。候補者の乱立を受けて、第1回投票では党員・党友票をどれだけ獲得するかが大切な情勢ですが、決選投票は議員票でほぼ決まるため、上位2名と3位以下の合従連衡が行われるとはいえ、この差は重要です。なお、未判明が、日テレが100人程度、テレ朝が約80人です。
コメンテータープロフィール
専門は日本政治外交史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、『自公政権とは何か』ちくま新書、『日本共産党』中公新書など。