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中北浩爾

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政治学者/中央大学法学部教授

報告

見解自民党は191議席、選挙協力を行った公明党と合わせて215議席、それに対して立憲民主党は148議席。立憲民主党が維新や共産党などに声をかけて、無理やり政権交代を実現しようとしていますが、議席数からみて実現不可能であるし、万が一、政権を樹立できても、たちまち政策的に行き詰ります。そんな無責任な政権交代を実現しても、立憲民主党は失望を買うだけ。148議席という結果を受けて、立憲民主党は今回の衆院選での政権交代を諦め、次の衆院選で政権交代を目指すための準備を行うのが、正攻法ではないでしょうか。少数派政権ながら自公政権が成立し、それが野党の一部と政策ごとのパーシャル連合を行いながら政権運営を行っていくしか、当面ないでしょう。

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  • 村野将

    米ハドソン研究所研究員

    見解石破政権継続のためには国民民主との協力が不可欠ですが、気がかりなのは税収減に伴う防衛力整備計画への影…続きを読む

コメンテータープロフィール

中北浩爾

政治学者/中央大学法学部教授

専門は日本政治外交史、現代日本政治論。近著に、『自民党―「一強」の実像』中公新書、『自公政権とは何か』ちくま新書、『日本共産党』中公新書など。

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