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中井彰人

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株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

報告

見解ヴィレヴァンの業績は振るわない状況が続いているが、イオンモールなどのショッピングモールに出店して、ピーク400店舗にも増やしたことが人材の希薄化につながった、と考えている。ただ、実際には地方の若者にとっては、サブカルに触れる接点としては、ヴィレヴァンはかなり貢献していた、という声も多く聞いている。地方のヴィレヴァンには一定の意義はあったのであろう。そんなことも含めて、ヴィレヴァンはここまでよく頑張ってきたのだと思う。書店が次々と消えていく中、独特の店作りで書店の薄い利ザヤで生き延びるモデルを示した。これからも試練が続くであろうが、新たな道を拓いて欲しいと率直に思う。

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コメンテータープロフィール

中井彰人

株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。

中井彰人の最近のコメント

  • 中井彰人

    株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

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  • 中井彰人

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