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中井彰人

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株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

報告

見解百貨店業界は過去最高の業績などと言うニュースが報じられているが、これは富裕層とインバウンドの好調な大手百貨店の話で、地方百貨店は十分に回復しているわけではない。インバウンドなどは、大都市の大手百貨店がその8割以上を占めており、地方への恩恵は極めて限定的である。高級ブランドなども 需要のある大都市への集約を検討することが予想され、これからもこうした動きが増えることが考えられる。円安も一段落しつつある今、インバウンド頼みでは回復は見込めない地方百貨店の苦境は救えないのであろう。

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    ラディック代表/流通ジャーナリスト/マーケティングプランナー

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コメンテータープロフィール

中井彰人

株式会社nakaja lab 代表取締役/流通アナリスト

みずほ銀行産業調査部で 小売・流通アナリストに10年以上従事。2016年同行を退職後、中小企業診断士として独立、開業。同時に、慶應藤沢イノベーションビレッジでベンチャー支援活動を開始。並行して、流通関連での執筆活動を継続し、TV出演、新聞、雑誌などへの寄稿、コメント提供、講演活動などを実施中。2016年よりITmediaビジネスオンライン「小売流通アナリストの視点」、2021年よりビジネス+IT「流通戦国時代を読み解く」 を連載中2020年よりYahoo!公式コメンテーター。2021年8月「図解即戦力 小売業界」(技術評論社)を発刊。

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