見解報道ベースだが「ありそうでなかった、業界ではかなり驚くべき」組み合わせと言えよう。 GMなど一部での連携はあったにせよ、長き渡り事実上の「一匹狼」だったホンダが、日系他社と組む(可能性が考えられる)という驚き。 また、ルノー・日産・三菱というアライアンスでいう、「リーダーとフォロワー」の関係の中で「ホンダの役割」がどうなるのか、という疑問。 2040年にEV・FCEV(燃料電池車)への完全シフトをうたい、1月の米CESで 次世代グローバルEV「ゼロシリーズ」構想と量産見込み前提のコンセプトモデルを公開したばかりのホンダ。 いずれにしても、次世代自動車産業においての「勝ち筋」は、エネルギーマネージメントをベースとした、販売網を含めた産業構造の大転換になると考えれるため、日産・ホンダが「異次元の事業改革」を行えるのかが課題。 あくまでも現時点では、報道ベース。
コメンテータープロフィール
専門は世界自動車産業。周辺産業として、エネルギー、IT、高齢化問題などをカバー。近年の取材対象は、先進国から新興国へのパラダイムシフト、EV等の車両電動化、自動運転、情報通信のテレマティクス、高齢ドライバー問題や公共交通再編など。日本自動車ジャーナリスト協会会員。福井県永平寺町エボルーション大使。
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