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宮下公美子

宮下公美子

認証済み

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

報告

見解記事に3つ印象的な部分がありました。 一つは「やらされるのではなく自分から進んでやる」大切さに気づいたこと。 もう一つは「認知症の人に正論をぶつけてもいいことはない」と考えていたこと。 そして義両親に対して「根底に尊敬の気持ちがあった」ことです。 介護も仕事も勉強も「やらされている」と感じているうちは前向きになれません。自分から「やってやるぞ」という気持ちで取り組み、やることに楽しさを見出せるようになると「嫌だ」「つらい」というネガティブな気持ちは薄らいでいきます。 次に、認知症がある人に対して正論をぶつけないこと。まさにお手本の接し方です。命に関わったり誰かを傷つけることでない限り、そのまま受け止める方がお互い穏やかに過ごせるものです。 最後に、相手への尊敬の気持ち。認知症の有無や相手が誰かに関わらず、これがあるかないかは必ず相手に伝わります。そのことを認識しておきたいものです。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 太田差惠子

    介護・暮らしジャーナリスト

    補足同居別居かかわらず、こんな風に良好な関係を構築できれば互いにとって幸せだと思います。ただ、100組の…続きを読む

コメンテータープロフィール

宮下公美子

介護福祉ライター/社会福祉士+公認心理師+臨床心理士

高齢者介護を中心に、認知症ケア、介護現場でのハラスメント、地域づくり等について取材する介護福祉ライター。できるだけ現場に近づき、現場目線からの情報発信をすることがモットー。取材や講演、研修講師としての活動をしつつ、社会福祉士として認知症がある高齢者の成年後見人、公認心理師・臨床心理士として神経内科クリニックの心理士も務める。著書として、『介護職員を利用者・家族によるハラスメントから守る本』(日本法令)、『多職種連携から統合へ向かう地域包括ケア』(メディカ出版)、分担執筆として『医療・介護・福祉の地域ネットワークづくり事例集』(素朴社)など。

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