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増沢隆太

増沢隆太

認証済み

「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

報告

補足20年来就活指導をしていますが、「お金」への関心の高さは意外でした。これまでたくさんの学生が「お金よりやりがい、社会貢献」と言っていたので、本当に流れが変わったのなら、学生が現実感をもって就活に取り組むことは良い傾向だと思います。 なぜならお金を得るには「会社」貢献が必要だからです。社会に貢献するにはまず会社に貢献し、結果を出さなければ社会還元などできません。 「やりがい搾取」に代表される、ふんわりと耳触りの良い言葉に踊らされる、中身の無い就活が蔓延していることは問題だと思っています。 社会に出てから「こんなはずじゃなかった」と思っても手遅れ。「お金」にこだわることは職務にこだわることであり、本当の意味でのキャリアはお金抜きには実現できません。 私はキャリア教育の授業で、お金の話を最重要に教えています。

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  • 荒川和久

    独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター

    見解若者が「給与」でしか就職を考えなくなったというより、かつては分厚い中間層があり、給与格差もほぼなく、…続きを読む

コメンテータープロフィール

増沢隆太

「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。

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