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増沢隆太

増沢隆太

認証済み

「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

報告

補足謝罪では使うべきではない言葉がいくつもあります。記事のように本来の意味が適さないこともありますが、それ以上にニュアンスが重要です。「遺憾」は確かに使うべきではない言葉で、その理由は、乱発されすぎた結果、いんぎんで誠意を全く感じさせなくなったからです。 他にも「◯◯は差し控える」「世間を騒がせた」など、何一つ責任や反省を表さない単語は使うべきでありません。 私は謝罪の場面においては、こうした便利ではまりやすい言葉を決して使わないようアドバイスします。 正しいかどうかではなく、謝罪で発するイメージが、鎮火するか炎上するかその後の展開を分けます。

コメンテータープロフィール

増沢隆太

「謝罪のプロ」こと危機管理コミュニケーション専門家

東北大学特任教授/人事コンサルタント/産業カウンセラー。コミュニケーション専門家として企業研修や大学講義を行う中、危機管理コミュニケーションの一環で解説した「謝罪」が注目され「謝罪のプロ」と命名されるが、実はコミュニケーションとキャリアデザインのWメジャーが専門。ハラスメント対策、就活、再就職支援など、あらゆる人事課題で、上場企業、巨大官庁から個店サービス業まで担当。理系学生キャリア指導の第一人者として、日本初の理系専用キャリアガイドを著わし、理系マイナビ他Webコンテンツも多数執筆。30代に会社を辞め、自費によるロンドン大学大学院留学でキャリアチェンジを果たしたリスキリング先駆者。

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