Yahoo!ニュース

益尾知佐子

益尾知佐子認証済み

認証済み

国際政治学者/九州大学大学院比較社会文化研究院教授

報告

見解先日の選挙で自民党が大敗しましたので、2国間レベルでは、日本側と腰を据えて本格的な話し合いをしたいという中国側の意欲は下がっていると思います。しかし会談が行われるこの頃までには米国の新大統領が決まっているはず。中国にとっても、米中関係のリスクを限定しながら、中国側北朝鮮のウクライナ戦参戦問題などで不透明性が高まる国際関係を乗り切ることにはメリットがあります。中国は経済も停滞しているため、当面は国際的な緊張緩和を図って自分の力を蓄えることに時間を使いたいはず。ということは、意外といい話し合いができるかもしれません。

コメンテータープロフィール

益尾知佐子

国際政治学者/九州大学大学院比較社会文化研究院教授

専門は現代中国の対外政策、国際関係論。東京大学総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。小倉高校在学中にアメリカに、東京大学教養学部在学中に中国に交換留学してサバイバル力を磨く。日本国際問題研究所研究員、エズラ・F・ヴォーゲル教授研究助手、早稲田大学講師などを経て現職。ハーバード大学イェンチン研究所協働研究学者、中国社会科学院・外交学院訪問学者などを歴任。単著に『中国の行動原理──国内潮流が決める国際関係』、『中国政治外交の転換点──改革開放と「独立自主の対外政策」』、共著に『中国外交史』、訳書にエズラ・F・ヴォーゲル『日中関係史』など。好きなものは国境。

関連リンク(外部サイト)

益尾知佐子の最近のコメント