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真野俊樹

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医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

報告

解説世界Topであった日本の医療にあちこちでほころびが出ています。薬剤の問題もその1つです。薬剤問題は大きくいって2つあり、一つは新薬が日本で使用できるのか、という問題と今回のような安定供給の問題です。日本ではジェネリック使用を推進してきました。これは悪いことではないのですが、どうしてもジェネリックメーカーは小さな会社が多いため、製造能力に問題が出てしまいます。一方、新薬メーカーもジェネリックに移行すると生産を落とします。今回の件は、急に需要が増えてしまったためです。他の病気で同じようになることは少ないとおもいますが、要注意ですね。

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  • 倉原優

    呼吸器内科医

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コメンテータープロフィール

真野俊樹

医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

略歴:1987年名古屋大学医学部卒業。医師、医学博士、経済学博士、総合内科専門医、日本医師会認定産業医、MBA。臨床医、製薬企業のマネジメントを経て、中央大学大学院戦略経営研究科教授、多摩大学大学院特任教授、東京医療保健大学大学院客員教授、JA共済総研客員研究員、厚生労働省独立行政法人評価に関する有識者会議 WG構成員(座長)、公益法人日本生産性本部日本版医療MB賞クオリティクラブ(JHQC)エバンジェリスト、北大ベンチャーミルウス監査役などを務める。

真野俊樹の最近のコメント

  • 真野俊樹

    医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

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  • 真野俊樹

    医師/中央大学大学院教授/多摩大学大学院MBA特任教授

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