契約者貸付制度とは、加入している保険の解約返戻金の一定の範囲内で、保険会社から貸付を受けることのできる制度です。 これを悪用して自分の口座にそのお金を振り込ませた社員がいたという事ですがこれ程の企業で簡単にその様な事が行われる事が疑問です。 振り込み前に振込先の確認や決済などは何人で行っていたのか？どの様に確認を行っていたのか？決められたルールがいかにずさんだったのかの現れでしかありません。 大企業であれば契約者も信頼してあまり細かく確認できていない場合もあるかと思います。しかし、どんなに自分に良く接していてくれても詐欺を働いたりお金を搾取する人間はいます。詐欺師こそ人当たりが良く良い人に見えます。契約内容は口座状況などは毎月でも良いので確認を行い不審な事があれば問い合わせするなど行って下さい。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
防犯アドバイザー、犯罪予知アナリストとして、情報番組やNEWS番組などメディアにも多数出演。元警察署長の父や刑事の姉を持つ防犯のサラブレッドとして、セキュリティ全般の知識を活かし講演やYouTube防犯チャンネルなど啓蒙活動も行う。2005年京師美佳セキュア・アーキテクト設立。2009年一般社団法人全国住宅等防犯設備技術適正評価監視機構理事就任。建物の防犯診断、防犯プロデュースなど専門家として幅広く活動を行う。「防犯アドバイザー京師美佳の安心生活をつくる自己防衛の心得35」など著作多数。
