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倉田雅弘

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補足ファンの間で、興業収入100億円突破が口にのぼり始めたのは、2018年公開の『名探偵コナン ゼロの執行人』あたりからでしょうか。 実際に成しえたのは、その5年後の『名探偵コナン 黒鉄の魚影』でしたが、毎年新作の度に100億突破を期待される映画シリーズは、世界中でも稀な存在です。 同時に、劇場版『名探偵コナン』シリーズで驚くべき点は、2013年公開の第17作『絶海の探偵』以降、コロナ禍にあった2021年公開の第24作『緋色の弾丸』を除き、毎回興行収入を更新し続けていることにあります。 つまり10年以上の間、既存の観客を飽きさせず、同時に新規層を開拓し続けているシリーズなのです。 記事の最後に「興収150億円超えの邦画10作品」のリストがありますが、劇場版『名探偵コナン』シリーズが、史上初のシリーズ2作品ランクインの座に輝く日も近いかもしれません。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 濵田俊也

    文京学院大学教授(マーケティング戦略)、プロデューサー

    見解2020年代になって4本目の興収150億作品です。またテレビ番組放送から派生した150億越えの作品は…続きを読む

コメンテータープロフィール

ライター・編集者。出版社にて単行本・電子書籍の編集を経験した後、2004年頃からフリーランスに。漫画・アニメ・映画関係の紹介や取材、コラムの執筆や、漫画・ライトノベルの編集などを手がける。web媒体ではマグミクス、リアルサウンド、現代ビジネスほかに寄稿。

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