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小崎恭弘

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大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

報告

解説無理心中の可能性も記事の中では指摘されています。 児童虐待で年間約50名の児童の命が奪われています。またこれらの虐待とは別に、毎年20〜30名の児童の命が無理心中によって奪われています。 令和3年度の厚生労働省の発表では、心中による虐待死(19例/28人)となっています。またその亡くなった子どもの年齢は、「2歳」が5例/5人(17.9%)「4歳」が4例/4人(14.3%)です。 日本においては児童虐待に比べ、心中は親に対して同情的に受け止められることがあります。しかし親であっても、子どもの命を奪う権利はありません。 親や保護者によって、殺められる子どもがいる事自体を防ぐことが必要です。どのような理由があっても、心中は児童虐待の一つであり決して許されるものではありません。

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コメンテータープロフィール

小崎恭弘

大阪教育大学教授/元附属小学校長/ファザーリングジャパン顧問

大阪教育大学健康安全教育系教育学部教員養成課程家政教育部門 (保育学) 教授。元大阪教育大学附属天王寺小学校長。2009年関西学院大学大学院人間福祉研究科後期博士課程満期退学。西宮市市役所初の男性保母として採用・市役所退職後、神戸常盤大学を経て現職。専門は「保育学」「児童福祉」「子育て支援」三人の男の子それぞれに育児休暇を取得。それらの体験を持ちに「父親の育児支援」研究を始める。東京大学発達保育実践政策学センター研究員。NPOファザーリングジャパン顧問。各自治体の委員を務める。

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