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菊地慶剛

菊地慶剛

認証済み

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

報告

解説日本メディアは相変わらず40人枠から外す措置(DFA)を「事実上の戦力外」と説明しますが、NPBの戦力外とはまったく違った性質のものです。 今回に関しても、4月2日のジャイアンツ戦をブルペンデーで乗り切るためリリーフ陣を入れ替えたというのが本来の目的です。40人枠から外れたクリスマット投手と代わりに枠入りしたラメット投手も、シーズン中に穴埋め的にメジャー昇格するためにマイナーで待機させるベテラン投手であり、昨シーズンも両投手ともに2回DFAになっています。 時にはDFAによるウェーバーがクリアになった後に、自らFA選手になることを選び他チームに移籍することもありますが、基本的には再びマイナーに戻り次なるメジャー昇格まで待機します。 現在のMLBは40人枠内の選手だけでシーズンを戦うのは難しく、上記2投手のような立場の控え組のベテラン選手が増えてきているように思います。

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コメンテータープロフィール

菊地慶剛

スポーツライター/近畿大学・大阪国際大学非常勤講師

1993年から米国を拠点にライター活動を開始。95年の野茂投手のドジャース入りで本格的なスポーツ取材を始め、20年以上に渡り米国の4大プロスポーツをはじめ様々な競技のスポーツ取材を経験する。また取材を通じて多くの一流アスリートと交流しながらスポーツが持つ魅力、可能性を認識し、社会におけるスポーツが果たすべき役割を研究テーマにする。2017年から日本に拠点を移し取材活動を続ける傍ら、非常勤講師として近畿大学で教壇に立ち大学アスリートを対象にスポーツについて論じる。在米中は取材や個人旅行で全50州に足を運び、各地事情にも精通している。

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