大谷翔平被弾後に暴挙のメッツ右腕、事実上の戦力外通告 球団正式発表 球審判定に激高退場処分→客席にグラブ投げ入れ→禁止用語で球団批判
千賀滉大、藤浪晋太郎両投手が所属するメッツは30日(日本時間31日)、ホルヘ・ロペス投手をメジャー登録40人枠から外したと発表した。直近15登板で1勝2敗1セーブ、防御率6・23の不振。前日29日のドジャース戦では3―7の八回に大谷にダメ押し2ランを被弾した後、迎えたフリーマンへのボール判定に激高して退場処分を受けていた。事実上の戦力外とみられる。 【動画】イライラ超MAX?審判に暴言→審判もムッ→グラブをスタンドへ投げ入れの暴挙 メジャー9年目の右腕は前日29日のドジャース戦で八回途中から登板し、大谷に14号2ランを浴びた。さらに続くフリーマンの打席ではハーフスイングに対する三塁球審のボール判定に怒りを爆発させて暴言を吐いて退場処分。マウンドを降りる際にはユニホームのすそを外に出し、自身のグローブを観客席に投げ入れる暴挙。さらに試合後のクラブハウスで報道陣を前にFワードを交えて「自分はおそらくメジャー最悪の球団にいる」などと言いたい放題だった。 プエルトリコ出身のロペスは11年にドラフト2巡目でブルワーズに入団し、15年にメジャーデビュー。21年までは先発と救援を兼任したが、22年にリリーフに専念してオリオールズとツインズで計23セーブを挙げて球宴にも選出された。今季はここまで28試合に登板して1勝2敗2セーブ、防御率3・76。メジャー通算成績は257登板、23勝42敗29セーブ。防御率5・39。