見解1999年の中国大使館「誤爆」事件の25周年を記念した訪問だが、それだけが訪問の理由ではないだろう。中国の欧州政策の一つの基本は、NATO/EUの未加盟国を重視すること、そこに重点的な支援をすることだ。モンテネグロがその典型だが、セルビアもその一つだ。また、EU内ではハンガリーとの関係を強化し、ハンガリーに自らの意向を反映させようとしている。今回のセルビア大統領のような「台湾は中国」という発言を首脳がする国は、中国から支援を受けている国では多く見られる。中国の経済的支援は「経済的合理性」だけで評価してはならない。こうした政治性をセットにして全体して中国の「経済」政策を考えていくべきだろう。
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専門はアジア政治外交史。中国・台湾の現状についても関心を持っています。
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