Yahoo!ニュース

影山貴彦

影山貴彦認証済み

認証済み

同志社女子大学教授/コラムニスト

報告

補足休止となった番組の代替放送枠を確保する作業は、テレビ局の中の「編成」と呼ばれるセクションの仕事です。 「編成」は番組の立ち上げや終了、予算についての権限も持っており、テレビ局の「中枢」と呼ばれることも多いです。 この度の地震や航空事故に際し、報道特別番組を編成するか否か、どれくらいの尺で放送するのかを決めるのは、全て「編成」マターなのです。 記事にはなかった、ゴールデンタイムに当初編成されていた他の番組に触れておきます。NHKの「タモリと鶴瓶のテレビ DE お正月2024」などは、放送予定だった元日から一夜明けた翌日2日に代替放送日時を発表し、昨日の6日土曜日午前の枠で放送されました。 民放に比べNHKは、ネットワークやスポンサーに対しての調整をする必要がないため、NHKは早々に発表できたと考えていいかと思います。

こちらの記事は掲載が終了しています

参考になった1339

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 中村裕一

    エンターテイメントジャーナリスト

    解説『ドリフに大挑戦!ドリフ結成60周年 爆笑大新年会SP』の放送が決定したようで、ひとまずは安心しまし…続きを読む

コメンテータープロフィール

影山貴彦

同志社女子大学教授/コラムニスト

同志社女子大学メディア創造学科教授 コラムニスト 。早稲田大学政治経済学部卒 関西学院大学大学院文学研究科博士課程中退毎日放送(MBS)プロデューサーを経て現職 。専門は「メディアエンターテインメント論」。朝日放送(ABC)ラジオ番組審議会委員長 /スポーツチャンネルGAORA番組審議会副委員長 日本笑い学会理事/「影山貴彦のテレビ燦々」(毎日新聞)等コラム連載。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」「テレビのゆくえ」「おっさん力」等

影山貴彦の最近のコメント