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門倉貴史

門倉貴史

認証済み

エコノミスト/経済評論家

報告

見解札幌ドームは、老朽化が進んで維持費が膨らんでいる。2022年度の保全事業費は約6.5億円であったが今後はさらに膨らんでいく可能性が高い。  その一方、プロ野球の北海道日本ハムファイターズが本拠地を札幌ドームからエスコンフィールド北海道に移してしまったので、収益環境が大幅に悪化している。  今後も収益性の高いイベントの誘致は難しいとみられ、赤字が続くようであれば、赤字を補填するために、最終的に札幌市民の税金が投入される可能性もあるだろう。

同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川智久

    日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

    見解いわゆる箱物を作る怖さがここにあります。建設してから終わりではなく、維持費などが毎年数億円単位で発生…続きを読む

コメンテータープロフィール

1971年神奈川県生まれ。95年慶応義塾大学経済学部卒業、同年銀行系シンクタンク入社。99年日本経済研究センター出向、00年シンガポールの東南アジア研究所出向。02年から05年まで生保系シンクタンク経済調査部主任エコノミストを経て、現在はBRICs経済研究所代表。同研究所の活動とあわせて、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」など各種メディアにも出演中。また、雑誌・WEBでの連載や各種の講演も多数行なっている。『図説BRICs経済』(日本経済新聞社)、『増税なしで財政再建するたった一つの方法』(角川書店)、『オトナの経済学』(PHP研究所)、『日本の「地下経済」最新白書』(SB新書)など著作多数。

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