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石川智久

石川智久

認証済み

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

報告

見解いわゆる箱物を作る怖さがここにあります。建設してから終わりではなく、維持費などが毎年数億円単位で発生してしまいます。また、コアスポンサーがいつまでもそこにいるわけではありません。各地域で箱物を作りたいと思う自治体が多く存在しますが、そのリスクを考えるべきです。実際、民間のテーマパークなどでは巨額の設備投資をしないで、楽しめるイベントを開催できているところが収益性を高めています。箱物ではなく、コンテンツから考えていくべきです。

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    エコノミスト/経済評論家

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コメンテータープロフィール

石川智久

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。

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