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門倉貴史

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エコノミスト/経済評論家

報告

見解為替介入が大きな効果を発揮するにはタイミングが重要で、円安が加速するタイミングで介入を行えば円安是正効果は弱いものとなる。  逆に何らかの材料で円高に流れが変わったタイミングで介入を行えばかなりの円安是正効果が期待できる。  今回米国の消費者物価指数が発表され、米国の利下げ観測が強まるなど、円高に傾く材料が出たところで、為替介入を実施したのは、タイミングとしては適切であったと言えるのではないか。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 永濱利廣

    第一生命経済研究所首席エコノミスト

    補足これまで介入の目安とされてきた過去2週間の安値平均を4%上回る水準という基準では165円台が発動水準…続きを読む

コメンテータープロフィール

1971年神奈川県生まれ。95年慶応義塾大学経済学部卒業、同年銀行系シンクタンク入社。99年日本経済研究センター出向、00年シンガポールの東南アジア研究所出向。02年から05年まで生保系シンクタンク経済調査部主任エコノミストを経て、現在はBRICs経済研究所代表。同研究所の活動とあわせて、フジテレビ「ホンマでっか!?TV」など各種メディアにも出演中。また、雑誌・WEBでの連載や各種の講演も多数行なっている。『図説BRICs経済』(日本経済新聞社)、『増税なしで財政再建するたった一つの方法』(角川書店)、『オトナの経済学』(PHP研究所)、『日本の「地下経済」最新白書』(SB新書)など著作多数。

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