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石渡嶺司

石渡嶺司

認証済み

大学ジャーナリスト

報告

見解スマートグラスを使うところが新しい反面、10代の未熟さがよく表れています。 ちょっと考えれば、XなどSNSで不特定多数に対して「オンライン家庭教師をお願いしたい」と依頼、その内容が「この問題教えてくれ」では怪しまれて当然です。実際に今回はそのうちの一人が大学側に報告したことが判明しています。 さらに、SNSのアカウントなどから個人が特定できた場合、強請られるリスクも高いでしょう。 大学側は入試の運営には相当に神経質です。例えば、共通テストを運営する大学入試センターは2022年の問題流出事件以降、入試要項に被害届を出すことを明記しています。 早稲田大学含め多くの大学では不正行為について要項に明記し、判明した場合は他学部で合格しても取り消します。 仮にですが、入学後に判明した場合は、退学処分となります(これも要項に明記されています)。 入試は正々堂々と受験する、それ以外にありません。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 石川一郎

    学校改革プロデューサー

    見解いくつかの観点から考えてみます 高校の教育現場からだと、倫理感を持って不正なことはしないように生徒を…続きを読む

コメンテータープロフィール

1975年札幌生まれ。北嶺高校、東洋大学社会学部卒業。編集プロダクションなどを経て2003年から現職。扱うテーマは大学を含む教育、ならびに就職・キャリアなど。 大学・就活などで何かあればメディア出演が急増しやすい。 就活・高校生進路などで大学・短大や高校での講演も多い。 ボランティアベースで就活生のエントリーシート添削も実施中。 主な著書に『改訂版 大学の学部図鑑』(ソフトバンククリエイティブ/累計7万部)など累計33冊・66万部。 2024年7月に『夢も金もない高校生が知ると得する進路ガイド』を刊行予定。

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