「103万円の壁」対策など焦点 自民と国民、経済対策の協議本格化
朝日新聞デジタル
見解いよいよ年収の壁について議論が進むようになりました。税金によるものだけでなく、社会保険料に係るものもきちんと手当していく必要があります。最近の物価高では低所得者層にかなり厳しい影響が出ています。低所得者層に重点的にメリットが及ぶ改革を進めるべきです。また、今回の選挙では、現役世代の手取りを増やすことが議論になりました。また、子育て世帯の税金や社会保険料の重さが少子化問題につながっているとの意見もあります。現役世代の手取りを如何にして増やすかを考えていく必要があります。
専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。