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石川智久

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日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

報告

世界のギャンブル研究家とお話しすると、ギャンブルの多く問題は今、オンラインカジノで起こっています。まず、依存症対策をしようとしても、オンラインカジノを楽しんでいる人は家からも出ないため、外から監視することが難しいということがあります。また、サーバーなどを海外に置かれるとトレースしにくいということもあります。一方で、今回の阿武町の件では、報道を見る限りですが、マネーロンダリングを追求されるのを懸念してオンラインカジノ業者が返金したとのことでした。マネーロンダリング規制などをうまく使って取り締まりを進めるほか、ネットカジノの依存症対策も進める必要があります。

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同じ記事に対する他のコメンテーターコメント

  • 門倉貴史

    エコノミスト/経済評論家

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  • 多田文明

    詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト

    今回の阿武町における4630万円の誤送金をきかっけにして、注目されたオンラインカジノです。 何といっ…続きを読む

コメンテータープロフィール

石川智久

日本総合研究所 調査部長/チーフエコノミスト

専門はマクロ経済及び金融制度分析。大阪勤務時の経験から関西経済、地方創生、万博の経済効果なども研究。日経新聞夕刊の十字路などマスコミ寄稿も多数。著書は「大阪の逆襲」(共著、青春新書インテリジェンス)、「大阪が日本を救う」(単著、日経プレミアシリーズ)。

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