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石井綾華

石井綾華認証済み

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特定非営利活動法人LightRing.代表理事

報告

補足心理学的に、いじめが放置されると、被害者は「無力感」を覚えやすくなります。これは、「何をしても助けてもらえない」と感じることで、心の元気を失ってしまう状態です。また、いじめが放置されると、加害者は「このままやっても大丈夫」と誤解し、いじめがさらにエスカレートしやすくなります。そのため、北海道大学の加藤准教授の提言するように、専門家を含めた早期の組織的対応を整えることで、被害者の安心感を高め、いじめが深刻化するのを防ぐことが期待されます。学校に限らず警察含め複数の各種機関の連携が求められています。

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コメンテータープロフィール

石井綾華

特定非営利活動法人LightRing.代表理事

精神保健福祉士|若者自殺対策全国ネットワーク共同代表 平成元年生まれ。18歳でNPOを設立し20歳で法人化。 12年間、子ども若者の自殺、孤独・孤立問題解決のため 友人や家族等の身近な者による支援技術養成("ユースゲートキーパー"養成研修)及び支援活動を合計20,150名へ展開。 ピアサポートを重視し、全国各地の支える側の思春期・青年期のためのオンライン居場所(ringS)を運営。 自殺問題、孤独・孤立問題に関する有識者として東京都自殺対策総合会議委員等を務める。 著書『思春期学 第20章 一般市民の潜在能力と可能性』|第11回日本ユースリーダー賞受賞

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