補足現代は学童期からインターネットに触れる機会が多く、インターネットを使用する際には、「情報の真偽を判断し、情報を自分で取捨選択すること」や「顔が見えないからこそ相手の気持ちを配慮すること」等の能力が必要です。 しかし今回の事件はネットリテラシーに言及するだけの問題ではないように思えます。特に、インターネットで中傷するほど教員に強い違和感や苛立ちが生じた時に、他に気持ちを言える大人に打ち明けることなど吐き出し先を知っておくことも必要だったのではないでしょうか。 本文にもあるように、保護者のインターネット利用に関する教育も重要であると思います。しかし、重要であるのはそれだけではなく、自分の行動がどのような結果に結びつくのかと考える想像力や相手も自分も傷つかない感情の出し方を知っておくことではないかと思います。これらは、インターネットの知識がなくても子どもへ教育ができる点です。
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コメンテータープロフィール
精神保健福祉士|若者自殺対策全国ネットワーク共同代表 平成元年生まれ。18歳でNPOを設立し20歳で法人化。 12年間、子ども若者の自殺、孤独・孤立問題解決のため 友人や家族等の身近な者による支援技術養成("ユースゲートキーパー"養成研修)及び支援活動を合計20,150名へ展開。 ピアサポートを重視し、全国各地の支える側の思春期・青年期のためのオンライン居場所(ringS)を運営。 自殺問題、孤独・孤立問題に関する有識者として東京都自殺対策総合会議委員等を務める。 著書『思春期学 第20章 一般市民の潜在能力と可能性』|第11回日本ユースリーダー賞受賞
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