補足網膜剥離の手術はおおきくわけて 強膜バックリング手術といって白目にシリコンのあてモノをおいてくる手術 と 硝子体手術といって目に穴をあけて目をキレイにしてガスを入れる手術 があります。 それぞれメリットデメリットがありますが現場復帰という点だけを見ると 前者の方が早く、後者の方が遅くなる傾向があります。 また手術後網膜を復位させるためのガスを入れた場合は 起きている間はもちろん寝ている時も下向きを必要とするので 生活に制限がかなり出ます。 ガスを入れた場合は 実際に術後の患者さんで早期に現場に戻られるのは下向きながらも仕事の 指示ができるという一部の管理職の方だけという事が多いです。
コメンテータープロフィール
医師・医学博士・眼科専門医・昭和大学兼任講師。海外および全国(北海道から沖縄まで)から患者さんが集まっている。登録者6万人以上のYouTube「眼科医平松類チャンネル」にて日々目の健康情報を発信。日経Goodayなどに連載。テレビ・ラジオ・新聞・雑誌等メディアにても情報発信をおこなっている。著書に「1日3分見るだけでぐんぐん目が良くなる!ガボール・アイ」「緑内障の最新治療」など多数あり、累計50万部以上。
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