解説昨今のプーチン政権の姿勢からすれば、当然こうなるだろう。 むしろ、これまでYouTubeが野放しだったことが不思議に思われるが、一つには、子供向けのチャンネルの存在があるだろう。以前私は、ロシアでユーザー数の多いYouTubeチャンネルのランキングを調べたことがあったが、上位は大部分が子供向けのチャンネルだった。 そうした実態があるのに、YouTubeを禁止したら、母親層の大反発を招きかねない(プーチンは意外とそういう声には弱い)。なので、「さすがの」プーチンもYouTube禁止にはなかなか踏み切れなかったということのようである。 今般、満を持して禁止したのは、ロシア独自の動画サービスが軌道に乗り、子育て家庭の反発の恐れが小さくなったということなのではないか。
同じ記事に対する他のコメンテーターコメント
コメンテータープロフィール
1964年静岡県生まれ。主な著作に、『不思議の国ベラルーシ ―ナショナリズムから遠く離れてー』、『ウクライナを知るための65章』(共編著)など。趣味は音楽鑑賞(主に1950~1970年代のソウル、ロック、ポップス)と、サッカー観戦(清水エスパルスのサポーター)。
服部倫卓の最近のコメント
コメントランキング
- 1
25年度NHK予算、400億円の赤字 値下げ響き、3年連続マイナス
時事通信 - 2
中居正広がMC務める「だれかtoなかい」放送休止 フジテレビが発表 12日の放送から「当面の間」
スポーツ報知 - 3
「財源の裏付けのない話はしてはいけない」103万円の壁引き上げ協議めぐり、自民・森山幹事長が国民民主をけん制
TBS NEWS DIG Powered by JNN - 4
「娘と一緒に死ぬために人工呼吸器を外した」 在宅介護の娘(7)を死亡させた疑いで44歳の母親を逮捕 福岡市
RKB毎日放送 - 5
日本ハム・新庄監督 上沢直之に初言及「彼が投げる試合はとにかく負けない。ファンのために」心境も明かす「すごく悲しいし、一緒にやりたかった」
デイリースポーツ