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服部倫卓

服部倫卓

認証済み

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

報告

見解最近の動きの中では、米国がウクライナに供与した武器を、限定的ながら、ウクライナがロシア本土攻撃に使用するのを米国が容認したことが大きく、ロシアがそれに反発する姿勢を見せていたことがあった。 プーチン政権の反応は、想定の範囲内のものだったとは思うが、米国側としてもそのあたりの感触を探りたいという意向はあり、そうした背景から今回の会談提案に至ったのではないか。 もっとも、ロシアの側からすると、米大統領選後の米露関係に、もう意識が向かっているかもしれない。

コメンテータープロフィール

服部倫卓

北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授

1964年静岡県生まれ。主な著作に、『不思議の国ベラルーシ ―ナショナリズムから遠く離れてー』、『ウクライナを知るための65章』(共編著)など。趣味は音楽鑑賞(主に1950~1970年代のソウル、ロック、ポップス)と、サッカー観戦(清水エスパルスのサポーター)。

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