補足参考までに。総務省の通信利用動向調査によると、一般世帯における固定電話の保有率は高齢者世帯では特に高く、70~74歳世帯では89.1%・75~79歳で89.3%、80歳以上で93.4%となっています(20代ではわずか6.3%)。固定電話の契約者数は漸減中ですが、高齢層を中心に維持し続ける世帯が多いのが実情です。携帯電話に馴染みが薄い、使いにくいとの認識の他、記事にある通り、基本料金をもしもの時の保険料金的に考えている人もいるのでしょう(災害時(停電や地震等)のときも固定電話はつながりやすい)。 昔は身柄の確認の意味合いなどから、固定電話がないと各種契約ができない(固定電話の番号表記を求められる)ことも多かったのですが、昨今では固定電話そのものがない世帯も増えていることから、固定電話がなくとも携帯電話の番号を書けばよいとの話が多数となっています。
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コメンテータープロフィール
ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。
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