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不破雷蔵

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グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

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見解年金受給者の話で誤解されがちなのが「高所得だと公的年金額が減らされる・無くなるのは損だ」とするもの。これは公的年金の仕組みを「自分の支払ったお金を受け取る積立方式」と誤認しているから。 日本の公的年金は社会的扶養の仕組み「公的年金という保険」を受ける資格を得るためのもの(賦課方式)。そして年金の受取額は現役世代の所得の半数強を目安とされ(所得代替率)、自己の老後資金の補助をする形。この仕組みが理解できていれば、受給時点でも高所得の状態であれば、現役世代の所得に足りない分をカバーする公的年金は受給できなくても当然の話でしかないのです。 また国民年金の第3号被保険者については元々専業主婦が主流だった時代に女性の年金権を確保する目的で導入された制度で、兼業主婦の増加により他保険者との間の不公平感が生じていることや、女性就業抑制の一因となっていたことから、以前から廃止が求められていたものです。

コメンテータープロフィール

不破雷蔵

グラフ化・さぐる ジャーナブロガー 検証・解説者/FP  

ニュースサイト「ガベージニュース」管理人。3級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)。経済・社会情勢分野を中心に、官公庁発表情報をはじめ多彩な情報を多視点から俯瞰、グラフ化、さらには複数要件を組み合わせ・照らし合わせ、社会の鼓動を聴ける解説を行っています。過去の経歴を元に、軍事や歴史、携帯電話を中心としたデジタル系にも領域を広げることもあります。

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