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赤坂英一

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スポーツライター

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近藤健介の名前が連日これほど大きく取り上げられるのは、彼がプロ入りして以来初めてではないか。親しい関係者には、FA権を取って騒がれていることに戸惑っており、悩み続けていると吐露しているそうです。 2011年ドラフト4位で入団して以来、打者としての素質は誰もが認めながら、人気の面では1年後輩の大谷、6年後輩の清宮のカゲに隠れた存在。一軍定着後も日本ハムがリーグ優勝と日本一を達成した16年はケガに泣かされた。 そんな近藤にとって、今回のFAは野球人生で最大のチャンス。4年20億円以上の大型契約を提示するというソフトバンク。近藤の出身地・千葉の球団で元日本ハムコーチの吉井新監督が率いるロッテなど、早くも水面下での争奪前哨戦が始まっているらしい。 そうした中、来季新球場で開幕を迎える日本ハムはどのようにして引き止めるのか。優勝、日本一を狙うと公言した新庄監督の直接出馬はあるのか。これも見ものです。

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コメンテータープロフィール

1963年、広島県出身。法政大卒。デビュー作は2002年の『バントの神様 川相昌弘と巨人軍の物語』(講談社)。『最後のクジラ 大洋ホエールズ・田代富雄の野球人生』『プロ野球二軍監督』(同)などの電子書籍版も発売中。『失われた甲子園 記憶をなくしたエースと1989年の球児たち』(同)が第15回新潮ドキュメント賞ノミネート。他に『すごい!広島カープ』『2番打者論』(PHP研究所)など。東スポで毎週火曜『赤ペン!!』連載中。青学大・原晋監督著『魔法をかける』、元広島・達川光男著『広島力』、俳優・萩原健一の自叙伝『ショーケン』(すべて講談社)の構成も務めた。東京運動記者クラブ&日本文藝家協会会員。

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