各自衛隊を一元的に指揮 「統合作戦司令部」新設の法律が成立
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解説自衛隊に「統合作戦司令部」を設置する改正防衛省設置法が成立。最重要法案の一つです。常設の「統合作戦司令部」と「統合作戦司令官」が置かれ、これまで統合幕僚長が担ってきた部隊指揮・調整の任が移ります。有事に際して効率的な統合運用を行うことで、我が国の平和と独立を守り、一人でも多くの国民の命を守るために、必須の統治機構改革です。
コメンテータープロフィール
国際政治・危機管理アナリスト／医師。専門は国際政治・安全保障・危機管理・医療・公衆衛生。国立国際医療研究センターを経て、厚生労働省入省。ワクチン政策等の内政、国際機関や諸外国との外交、国際的に脅威となる感染症に対する危機管理に従事。また、WHO（世界保健機関）健康危機管理官として感染症危機管理政策、大量破壊兵器に対する公衆衛生危機管理政策、脆弱国家における人道危機対応に従事。著書に『感染症の国家戦略 日本の安全保障と危機管理』、『コロナ民間臨調報告書』（共著）。北海道大学医学部卒業。ジョージタウン大学外交大学院修士課程（国際政治・安全保障専攻）修了。
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