傾いたままの建物 液状化被害の今
令和6年能登半島地震
「祭りがしたい」液状化被害の街で立ち上がった青年 進まない復興、抱える不安拭えず
テレビ金沢元日の能登半島地震。穏やかな街並みは一変し、各地で甚大な被害に見舞われた。あれから一年。能登の被災地は今も連日メディアに取り上げられているものの、日々の取材では「なぜ能登ばかり」との声が聞こえてくる。 歯がゆい思いを抱えていたひとりの青年がいた。橋本謙介さん(23)が住む街は能登半島地震の震源からおよそ100キロ離れた石川県内灘町の西荒屋地区。元日の地震では深刻な液状化被害が襲い、道路は上下に波打ち、至る所で建物は傾いたままとなった。具体的な復旧の見通しは立たず、住民たちは街を離れていった。 元の暮らしを取り戻すために、橋本さんたちは動き出す。
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