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【大仙市】数千人が参加する「刈和野の大綱引き」! 国内最大級の大綱は迫力満点!

加藤政則地域ニュースサイト号外NETライター(大仙市など)
※画像提供:大仙市市役所西仙北支所様

室町時代から500年以上も続く伝統行事「刈和野の大綱引き」。いわゆる”刈和野衆”の気持ちを高ぶらせ、雪を溶かすほどの熱気あふれる恒例イベントが今年、2024年も2月10日(土)の21時から開催されます!

※画像提供:大仙市市役所西仙北支所様
※画像提供:大仙市市役所西仙北支所様

長さ約64mの「雄綱」と約50mの「雌綱」を合わせて一本の大綱が完成したら、建元の「ソラッ!」という掛け声の合図で引き合いが始まります。

※画像提供:大仙市市役所西仙北支所様
※画像提供:大仙市市役所西仙北支所様

引き合いが始まると、それまでの静寂を一気に突き破り、「ジョウヤサノー、ジョウヤサノー」という威勢のよい声が響き渡ります。飛び入り参加もOKなので、ぜひ渾身の力で大綱を引いてください! ちなみに、上町(二日町)が勝てば米の値段が上がり、下町(五日町)が勝てば豊作になるとされています。

雄綱と雌綱
雄綱と雌綱

会場にはすでに大綱が運び込まれており、綱引き当日の準備が進んでいる様子です。綱の長さは「雄綱」が約64m、「雌綱」が約50m、太さは直径最大80cmで国内最大級の大きさとなっています。

会場の大町通り
会場の大町通り

会場となる大町通り周辺は雪がない状態です。大綱がアスファルトに擦れて切れないように当日は雪が敷かれるので、綱引きに参加される方は転んでも大丈夫な格好で出かけましょう。布地のコートは藁がくっつきやすいのでナイロン製がおすすめです。

大綱サロン
大綱サロン

会場中心の「ドップ」と呼ばれる場所には大綱サロンがあり、この場所で綱合わせが行われます。大綱サロンの外壁は、右と左で異なる色を採用しているのが特徴的です。これは上町と下町それぞれが着用する半纏の襟元の色がイメージされています。まさに大綱引きを象徴する建物ですね。

駐車場は複数あります
駐車場は複数あります

駐車場は西仙北支所、大綱交流館、刈和野駅、マックスバリュトレーニングセンターなど複数用意されています。当日の天気予報は雪または雨となっており、夜間は路面凍結も心配なところ。車の運転にはくれぐれもお気をつけて。

■刈和野の大綱引き会場はこちら■

〒019-2112 秋田県大仙市刈和野190-1

■問い合わせ先■

刈和野大綱引保存会

〒019-2112 秋田県大仙市刈和野字愛宕下24-1 大仙市立大綱交流館内

電話番号:0187-75-1115

地域ニュースサイト号外NETライター(大仙市など)

秋田県大仙市、横手市、美郷町の地域ニュースを担当している加藤政則です。大仙市在住のWebディレクター/ライターとして、自然豊かな田舎の片隅から世の中の役に立つ情報を発信中。「難しいことを丁寧にわかりやすく」を信条に、読者の心に届く記事制作を心がけています。

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