【福島県福島市】新鮮な野菜や果物、生花も!福島駅東口で毎週日曜日に開かれているマルシェ
福島駅東口駅前広場では、毎週日曜日にマルシェが開かれています。新鮮な野菜や果物、生花、加工品が並び、キッチンカーではその農産物を利用した美味しい食事の販売もしています(取材日は都合によりキッチンカーの出店はなし)。
そのマルシェの名前は「GoodDayMarket(グッデイマーケット)」。代表の佐藤宏美(さとうひろみ)さんが2016年4月に立ち上げたマルシェは、毎週日曜日(1~3月は月に一度)の10:00~15:00に開催され、福島市を中心とした福島県内の生産者の方が農産物の販売をしています。
梅雨が明けて福島市の桃の収穫が本格化し、桃→梨→ぶどう→りんごと続く、福島の果物リレーが始まりました。でも、多種多様な品種が栽培されている福島。このリレーの順番の通りじゃない品種が採れるのもフルーツ王国・福島ならでは。「りんごは寒い時期にならないと採れないと思うでしょう?でも8月末になると『さんさ』という品種が出てくるんです。酸味がきいていてとっても美味しいんですよ。」と佐藤さんは福島の果物の魅力を教えてくれました。そんな珍しい品種の農産物が手に入るのも、生産者が直接販売を行う「GoodDayMarket」の魅力になっています。
代表の佐藤さんは、どんな思いでこの「GoodDayMarket」を始めたのでしょうか?
佐藤さんは大学卒業後県外に就職をし、2014年に福島市に「農業の復興をしたい」とUターンしてきました。最初は、団体に勤務をしながら「マルシェをやりたい」という人たちの手伝いをしてきましたが、複数のマルシェを分散して開催するよりは、ひとつにまとめて福島の農業を応援したいという思いで「GoodDayMarket」を立ち上げました。なかなか出店者が集まらずにくじけそうになったこともありましたが、副代表・佐藤則雄(さとうのりお)さんの「毎週やらなきゃ意味がない」という言葉に励まされ「たくさんの人の協力があったからここまで来れました。」と周囲の人への感謝の気持ちを教えてくれました。
取材したこの日は、福島市内から新鮮な野菜や果物、はちみつなどの加工品、生花や苔玉、喜多方市からのお米の加工品などを販売していて、旬を迎えた桃や夏野菜などを買い求める人が大勢いました。12月まで途切れることなく続く福島の果物、続々と旬を迎える夏野菜など、新鮮な農作物や加工品がずらりと並ぶ「GoodDayMarket」に足を運んでみてください。
「GoodDayMarket」の出店者は前日にFacebookやInstagramで告知されていますので、ご確認を。
また1~3月は農閑期で作物が少ないため、月に一度の開催になります。開催日についてもFacebookやInstagramをご確認ください。
<GoodDayMarket>
開催場所:福島駅東口広場
開催日時:毎週日曜日10:00~15:00
※1~3月は月に1回の開催
GoodDayMarketのFacebookページ
GoodDayMarketのInstagram