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【川崎市中原区】新型コロナ撲滅企画も延長!まん防期間、2種類の鯖定食が567円で食べられる和食居酒屋

なかじまひろこライター兼地域クリエイターズ(川崎市)

神奈川県の「まん延防止等重点措置(以下まん防)」が8月22

日まで延長されました。オリンピックも無観客が決まり、夏休みも県外の外出自粛を求められるなか、唯一嬉しいことがありました。武蔵小杉の和食居酒屋「臥薪(がしん)」の567(コロナ)定食がまだまだ食べられるということです!

武蔵小杉の和食居酒屋「臥薪」は、木がふんだんに使われたしつらえで、居心地よくお洒落な雰囲気が漂います。ガラス張りの店内は、昼夜問わずいつもお客様で賑わっている地元でも人気のあるお店の1つです。

カウンター席は20席。密対策で1席ずつ空間を空けています。
カウンター席は20席。密対策で1席ずつ空間を空けています。

天井が高く開放的な店内。テーブル席は30席。密対策で1m以上の空間をあけています。
天井が高く開放的な店内。テーブル席は30席。密対策で1m以上の空間をあけています。

通常価格1100円の定番メニュー「醤油干し定食」が、税込み567円で食べられる新型コロナ撲滅企画第1弾は、2021年の5月25日から始まりました。店の外壁に鯖定食567円と書かれた魚形の紙が沢山貼られて気になっていたところ、6月に入り極鯖フライ567円と新たな紙が追加されました。

食通の友人から「まん延防止期間中、臥新でコロナにかけて567円のランチをやっている。でも満席で食べられなかった。」と聞いて血が騒いだ私は、開店に合わせて平日11時30分過ぎに訪問しました。店内には先客が3組ほど。12時を過ぎる続々とお客様が来店し、12時30分には満席になりました。店内のほぼ全てのお客様が注文するのは567円の定食です。

臥新の掲示はユーモアとセンスを感じます。昔の求人の掲示も、思わずツッコミを入れたくなるような人材を募集していました。
臥新の掲示はユーモアとセンスを感じます。昔の求人の掲示も、思わずツッコミを入れたくなるような人材を募集していました。

567円の定食は2種類。鯖の醤油干し定食と極鯖フライ定食です。新型コロナ撲滅企画第2弾として6月8日より始まった極鯖フライ定食は、ランチのみの30食限定。定食の鯖は、脂の乗ったノルウェー産を使っています。トレイにはごはんとみそ汁、ぬか漬け、小鉢が2種類と副菜のおかずも充実。そして主菜の醤油干しは大き目の鯖。皿には大根おろしが添えられています。

ボリューミーな鯖の醤油干しが輝いています。この日のみそ汁はわかめとねぎと油揚げ。小鉢はひじきの煮物ときくらげと卵のいためもの(トップ画像参照)ぬか漬けはきゅうりとにんじんとかぶでした。
ボリューミーな鯖の醤油干しが輝いています。この日のみそ汁はわかめとねぎと油揚げ。小鉢はひじきの煮物ときくらげと卵のいためもの(トップ画像参照)ぬか漬けはきゅうりとにんじんとかぶでした。

私が注文した鯖の醤油干し定食は、皮全体がパリッと香ばしく焼き上がっていて、黄金色の艶があり、見るからにおいしそうです。噛むとジューシーで程よく柔らかな鯖の身から、じゅわ~っと鯖の脂と旨味が染み出てきます。みそ汁もおかずも、どれを食べても「おいしいなぁ・・・。」とほっとする味です。

8月22日までの期間で、鯖の醤油干し定食が567円で復活しました!鯖フライ定食は567円です。30食限定です。まだ食べていない方は、この機会にぜひ食べていただきたいです。提供時間は平日11時30分~17時。土日祝日は11時30分~15時です。

お土産用の鯖の棒寿司も、通常価格1100円のところ850円で購入ができます。穴子の巻き寿司やとろたく(まぐろのネギトロのネギ抜きとたくあん)巻きも、通常よりお得に購入できます。臥新のとろたく巻きはまぐろの赤身も入っているので、一般のとろたく巻きより、中身が充実している印象をうけました。

お土産用の寿司の注文も絶えず、板前さんは手を休めることなく3種類の寿司を作り続けていました。板前さんの前のカウンター席は、いうなればアリーナ最前席。職人仕事がライブで見られるのでおすすめです。
お土産用の寿司の注文も絶えず、板前さんは手を休めることなく3種類の寿司を作り続けていました。板前さんの前のカウンター席は、いうなればアリーナ最前席。職人仕事がライブで見られるのでおすすめです。

カウンター席だったので、目の前で板前さんが手際よく棒寿司や巻き寿司を作る職人仕事を堪能できました。寿司を切るときは崩れないよう、右手の包丁の刃を寿司の表面に当ててから、こぶしを握った左手で包丁の背を叩き、ひと息に垂直に刃を下ろして切ります。トン、トン、トン、とまな板の音もリズムよく、断面も見事な切り口ででした。棒寿司の型に敷くラップも1つ作るごとに変え、寿司を詰める箱もひと箱ずつ拭いて、衛生管理も行き届いているな、と感じました。

棒寿司の鯖は地元神奈川県横須賀市の長井漁港で獲れた鯖です。「臥薪は魚に力を入れています。地産地消が店のテーマなので、神奈川県産の新鮮な食材を使っているんです。」と店長の小形晋太郎さん(34歳)が教えてくれました。次回ランチに伺うときは、鯖の棒寿司をお土産に買いたいです。

爽やかな笑顔が素敵な店長の小形晋太郎さん。5年前のオープン以来、臥新に通い詰めていた常連のお客様だった小杉さんは、前店長に誘われて入店して3年だそうです。ご縁はどこに繋がるかわかりませんね。
爽やかな笑顔が素敵な店長の小形晋太郎さん。5年前のオープン以来、臥新に通い詰めていた常連のお客様だった小杉さんは、前店長に誘われて入店して3年だそうです。ご縁はどこに繋がるかわかりませんね。

鯖の醤油干し定食の美味しさに感動し、翌週小雨が降る土曜日の14時ころ、2度目の来訪。店内の先客は5組ほどでした。既に極鯖フライ定食は売り切れ。その後のお土産用の寿司を買いに来るお客様は何組もいらっしゃいました。ランチタイムを過ぎてもお客様が多いことに驚きましたが、この価格と美味しさなら納得です。待たずに入店するなら、開店時間の11時30分を狙うか、ランチタイムを外した時間が良さそうです。臥薪の新型コロナ撲滅企画、食べたら感動する567定食は必食です!

Info:臥薪(がしん) 武蔵小杉店 中原区小杉町3-269―2

営業時間:11:30―20:00(時短営業中) 定休日:年中無休

電話番号&FAX 044-712-4151

e-mail:m@gashin.info

ライター兼地域クリエイターズ(川崎市)

おいしいものとお得な情報が大好きな主婦です。結婚してから川崎に住んで18年になります。コロナ禍で頑張っている地元のお店や地元民に人気のスポットなどをご紹介します。

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