【川崎区】多世代が集うまちのサードプレイス「おむすびかふぇサララ」 子育てママの参画で親子カフェも
赤ちゃんを抱えたママが気軽にランチを楽しんだり、放課後に子どもたちが集まって遊んだり、高齢者が集い元気にボランティアに励んだり。川崎区浜町に、多様なカタチで地域の人びとにとってのサードプレイスを目指して頑張っているお店があります。
「ホッとできる場所を作って、困っている人たちを支援したい。コミュニティカフェは儲からないけど、まちに絶対必要だと思った。」
そう語るのは「おむすびかふぇサララ」を運営する「合同会社ゆいまーる」立ち上げの中心となった朴 栄子(パク ヨンジャ)さん。子育てが落ち着いた自分たちが、次は子育て中のママの力になれたらと地域活動してきた中で、現在の店舗に巡り会ったことから2019年4月に会社を設立しました。
多世代・多文化が集うみんなの居場所になりたいと願い、おむすびかふぇサララの運営を拠点に、子育て支援、子どもの見守り、こども食堂、シルバー食堂、多文化家族のサポート等に取り組んでいます。平日7時から8時は子どもたちの朝ごはんを提供し、放課後は遊び場として開放。地域の高齢者がボランティアでかかわることで元気に活躍できる場にもなっています。
カフェの隣には家庭的保育室「さらら保育室」も併設しており、子育て支援の拠点を目指しています。
朴さんとともに立ち上げの中心となった金 裕美(キム ユミ)さんは、「ボランティアスタッフさんに支えられながらカフェの運営をしていく中で出会ったご縁は何よりの宝」だと語ります。最初は利用者として出会った地域のママも、月に一度のミニバザーを開催したり親子カフェの企画を提案したりなど、ママならではのアイデアとネットワークを活かし、お店の運営を支える頼もしい仲間となっています。
乳幼児を連れたママのための「親子カフェ」
店内にフラットなスペースを設け、安全に配慮した空間でゆっくり食事を楽しめます。5月のプレ開催では初対面のママ同士でもすぐに意気投合し、子育ての話を中心に盛り上がりながら美味しい食事を楽しめると大変好評だったよう。「6月からは月に2回のペースで開催し、好評であれば毎週開催していきたい」と金さんは笑顔で話してくれました。
乳幼児を育てながら日々の家事をこなすママにとって、子守をしてくれるスタッフさんはとてもありがたい存在だと、参加したママは語ります。普段は時間に追われ、子どもから目が離せず自分の食事もままならないけれど、ここに来ればゆっくり美味しい食事を楽しめ、仲間ができる。子育てを楽しんでいきたいママにとって、このような心のよりどころが大切であることを強く感じました。
お店では毎月、様々な催しがあります。毎月第4金曜日の「子ども食堂」も大人気で70食ほど販売しているそう(予約がオススメ!)。「さららだより」をチェックして、気になるイベントにはぜひご参加してみてください。
ママと子どもが笑顔になれる親子カフェをはじめ、地域のみんなのサードプレイス「おむすびかふぇサララ」。これからの発展を、陰ながら応援しています。
合同会社 ゆいまーる
『おむすびかふぇサララ』
〒210-0851
神奈川県川崎市川崎区浜町1-9-14 アカツキビル1F
TEL/FAX : 044-200-4273
E-mail: yuimaru.sarara@gmail.com
https://yuimaru-sarara.jimdofree.com/